物語はまず原爆投下直後のきのこ雲の映像から始まります。
そして終戦直後の8月30日マッカーサー元帥らを乗せた飛行機はテニアン島から飛び立ち厚木基地に下り立つ、そこから物語は進んでいきます。
マッカーサーといえば敵将ではあるけれど、和平のために尽力した数少ない人物であったことが映像からもひしひし伝わってきました。
戦争責任はあると知りながらも決して昭和天皇を戦犯として捕らえることはしなかった。
敵将ながら懐の大きさに心を動かされました。
そしてフェラーズについてはあまり広く知れわたっていません。
このように日本を救ったアメリカ人がいたこともわすれてはなりません。
そしてクライマックスは、なんといってもマッカーサーとの昭和天皇の会見でしょうね。
天皇曰く、私はどんな罰でも受けるから国民は助けてくれ!
という言葉に温かいものが流れました。
大戦という歴史を考みる意味でも日本人ならば、ぜひ観ておきたい、そんな映画ではなかったでしょうか。
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